ウィジェットでフェードイン・フェードアウト処理を作る[UE5,Widget]

目次

ウィジェットブループリントを作成する

  • ウィジェットブループリントを作成。今回は「WBP_Fade」というファイル名にしている。

ウィジェットブループリントを編集する

「Border」を配置する

  • ウィジェットブループリントファイルをダブルクリックするとエディタが開く。
  • エディタの「パレット」タブの「一般」にある「Border」をドラッグアンドドロップして配置する。

アニメーショントラックを追加する

  • アニメーションタブの「+アニメーション」ボタンを押して新規のアニメーショントラックを追加する。
  • トラックが追加されたらトラック名を変更する。今回は「Fade」にしている。

アニメーショントラックを編集する

  • まずはアニメーション0.00秒時点の設定を行う。
  • 今回は黒い画面でフェードアウトの処理を行うのでR,G,Bは全て0に設定して、透明度を0にするためにAに0を設定する。
  • アニメーション1.00秒時点の設定を行う。
  • R,G,Bは同様に全て0に設定して、黒い画面を表示させるので透明度を1にしたいのでAに1を設定する。
  • これで1秒間でじわじわ黒い画面が表示されるアニメーションが完成。

作成したウィジェットを表示する

  • 作成した「WBP_Fade」をCreateWidgetして変数化(名前は「WBP_Fade」にした)、Add to Viewportで画面に表示させる流れ。

作成したウィジェットのアニメーションを実行する

  • ウィジェットのアニメーションを実行する「Play Animation」系のノードはいくつかあるが、アニメーションが終了したことを教えてくれる「with Finish event」がついているノードが便利で使っている。
  • 「Play Animation with Finish event」でアニメーションを実行する。
  • 「Widget」は作成したウィジェットの変数「WBP_Fade」を接続する。
  • 「In Animation」は実行させるアニメーション「Fade」を接続する。
    アニメーションは変数「WBP_Fade」からゲットできる。
  • 「Start at Time」はアニメーションを開始する時間。最初から再生するので0.0。
  • 「Num Loops to Play」はアニメーションを繰り返す回数。1回なので1。
  • 「Play Mode」は再生方法を設定する。普通に再生するので「Forward」。
  • 「Playback Speed」は再生速度。等倍再生するので1.0。
  • 出力ピンの「Finished」はアニメーションが終了したときに実行される。

アニメーションを逆再生してフェードイン表示にする

  • 「Play Mode」に「Reverse」を設定するとアニメーションが逆再生されるので、フェードイン表示させることができる
  • 「Play Mode」はあと「Ping Pong」が設定でき、この設定にするとアニメーションを最初から最後まで再生して、最後から最初まで逆再生する。

フェードイン時間を変更する

  • ウィジェットのアニメーショントラックで変更してもいいが、PlayAnimationノードでも変更できる。
  • 「Playback Speed」を設定することで変更できる。
  • アニメーションの再生時間は1秒間なので、「Playback Speed」を0.5に設定すると再生速度が1/2になり、アニメーションの再生時間が2秒間になる。
    早くフェードイン・アウトさせたい場合は数値を上げる。

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